CBTや国試で9割以上得点する方法
皆様、お疲れ様です!ごろりんです。
今日は「CBTや国試で9割以上得点する方法」という題で書かせていただきますが、サンプル数1なのでエビデンスレベルは最底辺です(専門家の意見以下)。
断定口調も出てしまいますが体験談のようなつもりで読んでいただけたら幸いです!
今回は国試中心に書きますがCBTにも通ずるところがあると思います。CBTについてはまた後日書きたいと思います。
まず私が国試で酷使したものを紹介します。
用意するもの
ハード面
- iPad Pro(など書き込むことが可能なタブレット)
- Apple Pencil
- iPadアプリ「Goodnote」(ノートアプリ)
- iPhoneアプリ「Word Holic」(スマホの単語帳アプリ)
教材
- 予備校の映像授業(一社だけ。どこも一緒だと思います。一途なので浮気しません笑)
- 病みえ電子版(整形を除く全巻)
- レビューブックマイナー電子版
- イヤーノート電子版(病みえを買ってからはあまり使ってません泣 だいたい病みえに書いてあるしイラストもあるし......)
問題演習
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200421-01.html
国試で最も重要なのは過去問5年分(最低3年分)だと思います。クエバンだけでも良かったとは思いますが、実際に手を動かして解きたかったのでダウンロードしました。私は回数別のテキストは最新の114回のものも含めて買ってません。解説は予備校やインターネットに公開されているもので十分だと思ったからです。
では実際にどのように学習したかを書いていきます。
勉強の流れはだいたい以下のような感じでした。
9割とるまでのロードマップ
1、分野ごとの全体像を知る
映像授業などが相当します。
2、分野ごとの問題演習(1周目)
間違えた問題はなぜ解けなかったのかを意識しました。
- そもそも知らなかったから
- 病態などの理解が足りないから
- 覚えていなかったから
- 忘れていたから
- 勘違いしていたから
などの原因が挙げられると思います。
3、間違えた原因の除去
まず覚えるべき必要最低限のレベルがどこなのかを意識しましょう。病態で推測できることまで暗記するのは「メモリの無駄遣い」だと某マジシャンもおっしゃっていました。こんな名前の私ですが流石に全てをゴロに頼っているわけではありません笑
私がやっていたのはGoogleや語呂サイト(https://input.medilink-study.com/等)で「○○○ 覚え方」などと検索することです。その覚え方の通りに覚える必要は全くありません。それよりも過去の受験生たちがどのレベルまでインプットしていたのかを知ることが大事です。よく「国試はみんなと同じことをすればうかる」という言葉を聞くと思います。これはある意味では正しいと思います(ですがこの言葉を真にうけすぎるとさまざまな方向から不安を煽られて高い教材をたくさん買ってしまいかねないので要注意です。私なりに言い換えると「みんなが知っている知識は抑えておこう」だと思います。どうか理性を保ってください笑)。
4、横の糸を意識する
- この病気ならこういう症状が出て、こういう検査をして、こういう治療をする
- この分野ではこの症状といえばこの疾患だろう
これらは縦の糸です。もちろん初めは分野ごとに縦割りに学ばざるを得ませんし、必要なことです。しかしながら国試もCBTも分野別に出題してくれませんし、実際の患者さんも「わたしは〇〇内科の疾患だと思います」なんて言ってくれません。
ですから
- ○○という症状を引き起こす疾患は他に何があるのか?
- それらの鑑別のポイントはどこにあるのか?
- Aという病気とBという病気は似ているけど、どこに共通点があってどこに違いがあるのか
などと意識してみてください。
「意識しろ」といっても抽象的ですよね。
もう少し具体的に書きます。
横の糸を意識する方法①:2周目以降は分野をごちゃ混ぜにして解く
これに最適なのは回数別やクエバンなどのシャッフル機能です。今、何科の問題を解いているのかわからない状態でやってみてください。実際の試験に即した演習ができますし、「あれさっきも同じような症状の疾患あったなあ」などと気付きが生まれます。
(また2周目以降の注意点ですが、2回間違えるような問題は放っておかないでください。ここで完全に潰してしまうくらいの気持ちです。3周目には解けるだろうと思って放置すると結局解けないままになります。覚えられないならゴロでもなんでも使ってしまえばいいんです。)
横の糸を意識する方法②:medilinkアプリ等で症状名などのキーワードを検索してみる
その症状を来す疾患がずらっと出てくると思います。全て覚える必要はないかもしれませんが、勉強にはなります。いくつか大事そうなものだけを抽出してまとめるのはありです。
5、情報を集約化する
紙を捨ててiPadとスマホに情報を集める
私自身はノートに綺麗に情報をまとめるのが好きなタイプで初めのうちはノートを作っていました。ですが割と序盤でノートを作るのはやめてしまいました。理由は量が莫大でその情報がどこにあるのかわからなくなったからです。
次に行ったのは紙のイヤーノートに書き込むことでした。これも初めは良さそうだと思いましたが、すぐに限界に気がつきました。単純にアイツ重くないですか?笑 また、結局どこのページに書いたのかわからなくなってしまいますし、ページをめくって探すのもしんどかったです。
最終的に私がたどり着いたのは全ての情報をiPadのGoodnoteかスマホの単語帳に集約することでした。
Goodnoteには講義の内容をpdfに書き込み、その後の問題演習で新たに学んだことも書き足していきました。Goodnoteは手書きした文字も検索可能なのでオススメです。
一方iPhoneの単語帳アプリには何度も忘れてしまう知識など自分にとって最重要なものを一問一答形式で入れていきました。この際も分野別に細分化しないでごちゃ混ぜにしました。ごちゃ混ぜにしても検索できれば良いのです。私が作ったフォルダは、
- 国試
- 医療英語
- 卒試
この3つだけです。
単語帳アプリの選び方ですが、条件は
- 検索可能であること(フォルダ別だけでなく全フォルダに対して検索をかけられると強いです)
- 間違えたのか正解したのかをチェックすることができること
この2つです。この条件に合っていて私が使いやすかったのは「Word Holic」というアプリです。Androidの方は分かりませんが良いものがきっとあると思います。
なお、根強い紙派の人もいらっしゃると思います。紙で勉強することを否定しているわけではありません。向き不向きの問題だと思ってます。私はCBTの時のクエバン5冊ですら持ち運びがしんどくて勉強する気が失せていたので向いて無かったです。「あれってなんだっけ?」と疑問に思った時にいつでもどこでも情報を取り出す方法が、紙だとキャリーバックに教材を詰め込んで持ち歩くくらいしか思い浮かびませんでした。何か名案があればぜひ教えていただきたいです!
終わりに
私がやったことの全体像はだいたい以上のような感じだったと思います。縦と横を意識してひたすら問題演習と暗記を繰り返す機械と化すのです。
あくまでも参考程度にして自分の勉強スタイルを確立してみてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました!